月夜にも 入道隠して 光差し


 子どもと花火をした夜、空を見上げると月が雲の間に隠れてなんとも言えない雰囲気を出していたので、無茶だとは思いながらISOを1600まで上げて手持ちで撮影してみました。3枚ほど撮影しているのですが、この1枚はブレの量も少なく、こうしてブログ用に縮小してしまえばあまり感じないレベルでした。何かに寄りかかって撮影すれば等倍でも行けるかもしれませんね。E-3の手ぶれ補正、恐るべしです。ただ、雲の感じを出すためにかなり明るく補正して、コントラストも上げてあるのですが、ごらんのようにここまで縮小してもノイズがかなり出ています。同じノイズでもランダムノイズで画面に均一に出ているのであれば、感度も感度なので「まぁこんなものか」と思ったり、粒状感として絵作りに使えるかもしれませんが、OLYMPUSのLive-MOSのノイズはごらんのように横縞がひどく出ます。これは他のメーカーでも大なり小なり出るのかもしれませんが、少なくともCanonの一眼レフだとここまではひどくありません。普通、ノイズの感じを消したければ思い切って白黒にしてしまえばいいのですが、この横縞な感じはちょっと…というのが正直なところです。OLYMPUSのカメラそのものは嫌いではない(実際E-SYSTEMに切り替えてしまっている)のですが、この高感度ノイズだけはまだまだ、と思っています。
OLYMPUS E-3 ZD12-60mmF2.8-4.0(12mm F2.8 0.8sec ISO 1600)

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