夏空が 虹と夕陽に 照らされて


 時折帰る実家は被写体の宝庫です。この後も何枚か紹介していくことになると思いますが、本当にいろいろ撮影しがいがあります。まぁその気で探しているというのもあるのですが。写真は夕方西の空に現れた入道雲。既に太陽は雲間に沈んでいるのですが、高くそびえた入道雲は夕陽に照らされている状態でした。白い雲と青空のコントラストが強く出ていたので、広角側で撮影しようとテレコンのEC-14を外し、外に出てみました。撮影しようとしてよく見てみると、雲の真ん中当たりになにやら色が付いて見えます。どうやら降った雨に夕陽が当たって、虹を作っているようでした。この虹は雲に抱かれるようにほんの少し顔を出しただけで、これ以上大きくなることはありませんでしたが、なんだか得をした気分になりました。写真は例によって青空と白い雲を強調するためにコントラストをかなり上げています。虹をはっきり出したかったので彩度も上げているのですが、その分夕焼けの色も出て思ったほど虹は目立ちませんでした。
OLYMPUS E-3 ZD12-60mmF2.8-4.0(16mm F8 1/100sec ISO 100)

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