秋空に まだ我いたりと 伸びる雲


 週末にかけて撮影していない日が続くと、ネタ切れになってくるのですが、改めて写真を整理してあるフォルダを眺めてみると、出していない写真があることに気がついてみたりします。だいたい2週間ぐらい置いておくとそのまま季節はずれになってしまうので日の目を見なくなるのですが、あまり季節感を気にしているとキリがないので、なんだか悔しい感じを残しながらも、死蔵品をあさっていたりします。というわけで、まだ一週間ほどしか経っていないのですが、先週ベランダから撮影した入道雲です。確かこの時は階調オートのまま撮影していたのでずいぶんと眠い入道雲になってしまっていました。Jpeg撮影しかしない自分に取っては、殆ど救いようのない写真で、いつものようにコントラストを思いっきり上げてみると、それはもうノイズと色かぶりでむちゃくちゃな絵になってしまいました。それでも雲のディティールは出てくるので、「いっそのこと」ということで白黒にしてみました。色が付いていると変な感じがするのに、白黒になったとたん違和感を感じなくなるのは何故なのでしょうか。人間の脳が勝手に色やその場の雰囲気を補完してしまうのでしょうが、なんだか不思議な感じのした1枚になりました。

OLYMPUS E-3 ZD12-60mmF2.8-4.0(30mm F8.0 1/1250sec ISO 100)

Canonの新製品第二段の中に、コンパクトカメラが4機種ほどありました。その中で特に気になったのが、コンパクトカメラのフラグシップというべきでしょうか、G10です。( http://cweb.canon.jp/camera/powershot/g10/index.html ) 28mm相当からのレンズになっていて、「おっ」と思ったのですが、残念ながら望遠側が140mm相当、まぁこれは良いとしても、それなりにいかつい筐体、350gと重い本体を考えると、「あちゃー」ということで、あまり食指は動きませんでした。一昔前なら十分購入に値するような性能なのですが、同じGでもパナのG1がレンズは無いにせよ本体だけで385gを達成していることを考えると、躊躇してしまうのも確かです。Canonの製品は他にもIXY920ISなんかも魅力を感じるのですが、実際に店頭で触ってみると(910でしたが)意外と重く感じて、落としそうにならないか不安を感じてしまいます。今回の920ISも155g。ライバルになりそうなパナのFX37などは120g台ですから、やはりちょっとだけど、重いんですよね。軽く小さなカメラが増えてきた今、やはり少しでも軽くて小さなボディを、と贅沢を考えてしまいます。

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