闇を待つ その間隙に 感激を


 台風13号が過ぎ去った翌日の夕焼けです。息子を卓球教室に送り届けた後、夕焼けがきれいだったので河川敷にそのまま下りて、撮影しようと思ったら既に夕陽は沈んでいました。代わりに広がった薄い雲と、深く色づいた青い空が印象的で、気がつくと何枚もシャッターを切っていました。海岸に撮影に行くときは気合いを入れて16mm相当が撮れる超広角のEF10-22mmを持って出るのですが、この時はポーチしか持って出られなかったので、ZD12-60mm、すなわち24mm相当まで。でも、今回はそれがうまい具合にリミッターになって、色のグラデーションが丁度良く出る範囲で止まってくれたような気もします。16mm相当でしか撮影できない絵もあるわけですが、天頂付近まで範囲を入れてしまうと、なんとなく暗い空になってしまって、いまいち鮮やかさに欠けることがあります。今回は写真の上の方までかなりいい色のブルーになってくれたのですが、12mmという制限の他に、オリンパスブルーも見方になってくれたのかもしれません。例によって彩度コントラストは上げてあるのですが、EOS30Dだともしかしたらこのブルーは出なかったかもしれません。
OLYMPUS E-3 ZD12-60mmF2.8-4.0(12mm F8.0 1/30sec ISO 100)

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