以前夕焼けを撮影に行って、結局全く焼けずに玉砕した時に撮影したものです。半ばヤケになって、近くの水路で少し色づいている木を狙ってみました。望遠レンズを持って行っていたので、そちらで背景を整理しつつ撮影してみました。ただ、時間帯としては夕陽が沈んだ後でしたので、さすがに暗くてシャッタースピードはかせげません。もっとISOを上げてもいいのでしょうが、どうしてもノイズっぽくなってしまうので普段はISOオートでも400までに制限してあります。そうなるとこの時でシャッタースピードは1/20秒。望遠側いっぱいにすると、手持ちのファインダーがぶるぶるブレてしまうのがわかりますので、かなり慎重に撮影しても手ぶれ補正の限界を超えてしまうようでした。この1枚は何枚か撮影したうちの最初の1枚。レイアウトとしてはいまいち気に入らない所もあるのですが、他のカットは手ぶれしていたり、逆にもっと気に入らない構図になってしまっていたりと、何故か最初の1枚がベターなものになってしまっています。全体に眠い感じでしたのでレタッチでコントラストを上げていますが、周囲が暗くなっているので雰囲気としてもいい感じになってくれました。この水路は以前カワセミを狙っていた水路に繋がっているのですが、この撮影をした後、カワセミが飛ぶのを見つけました。撮影はできなかったのですが、既にいなくなっている、と思っていたカワセミがまだ居るのが分かっただけでもなんだか安心してしまいました。後日何度か見かけているので、まだ住み着いているのは間違いないようです。
OLYMPUS E-3 ZD50-200mmF2.8-3.5SWD(158mm F3.4 1/20sec ISO 400)
コメント