厳寒の 空からわずかな 暖かさ


 河川敷で撮影していたときの西の空です。西のほうからやってくる雪雲からは雪がちらちらと舞い降りているようで、この後30分んぐらいには雪がぱらつく天気になりました。夕日の撮影はここ最近できていないのですが、この日も雪雲が厚くてとても夕焼けが見られるような雰囲気ではありません。そこかわり、雲の間から漏れた太陽の光が綺麗な筋を作って地面まで伸びていました。この手の光芒は肉眼で見ると結構綺麗なのですが、実際に撮影してみるとコントラストが低く、なかなか目で見たような雰囲気にはなりません。今回もかなりコントラストを上げてなんとかそれらしい雰囲気を出していますが、実際にはもっと光にあふれているような雰囲気だったような気がします。もっとも、冷たい風が吹いていたので、暖かさを感じるような余裕はなかったのですが(^_^;)。
OLYMPUS E-3 ZD40-150mmF4.0-5.6+EC-14(56mm F5.7 1/640sec ISO 100)

 子供の正月の写真をプリント注文して、久しぶりにカメラ屋さんに行ってみると、年初のセールでコンパクトカメラを1万円程度で何台か投売りしていました。しかも2GBのSDカード付のがあったりします。3倍ズームで1千万画素、有名メーカーのものです。ここまでデジタルカメラがコモディティ化してしまうと、追いかけるほうとしてはだんだん興味が削がれてくる気がします。ふと隣の棚を見ると、昨年発売されたE-520のレンズキットが6万円弱で売られていました。E-420に至っては4万円ちょいの値段です。メモリーカードを込みにしても、5万円ちょい出せば一眼レフでそれなりに楽しめる環境が揃ってきていると言えるでしょうか。ふと、高校の頃に小遣いをためて、がんばって8万円ほど出して一眼レフボディと50mmF1.4のレンズを買った頃を思い出してしまいました。時代が違うと言えばそれまでなのですが、それにしても安くなったもんです。

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