いつもの堤防の突端で夕闇迫る空を撮影したのですが、夕焼けを反射する海がいい感じでしたので、なんとかその感じを出そうと、E-3を海面すれすれまで手で下げて、ライブビューで撮影して見ました。シャッタースピードが思ったより遅くて1/6秒まで下がっているので波の感じがあまり出てなくて迫力には欠けるのですが、実際には海面から20cmぐらいの位置で撮影してます。これ以上下げることも物理的には可能だったのですが、干潮に近く、足元の岩場がすごく滑りやすくなっていたので、さすがに危険を感じてこれ以上はやめておきました(^_^;)。カメラを上に向けると空の天頂付近は既に黒に近い藍色になっていて、水平線に近くなるにしたがって微妙に赤みを帯びています。Vividモードで撮影しているのでそれなりに彩度もあって今回は縮小以外のレタッチはしていません。これだけの色が出ているとカメラの液晶で見てもそれなりのインパクトがあるようで、何人かの知人に見せても、これまでにない反応をしてくれました。ただ、E-3の液晶は色の再現性についてもまだまだのようで、このように微妙なグラデーションになると、マッハバンドが出てしまっています。進歩した液晶のE-620だとどれぐらい違いがあるのか、楽しみなところです。少なくとも、明るさなどの見栄えに関しては、E-3の液晶とは比較にならないぐらい良くなっているようです。
OLYMPUS E-3 ZD9-18mmF4-5.6(9mm F5.6 1/6sec ISO 100)
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