夕焼けを撮影に行く途中、普段あまり行かない公園に寄ってみました。さすがに今の時期になると、藤棚に藤の花が咲いています。こんなところに藤棚があること自体知らなかったのですが、これはこれで良い被写体コースになりそうな気がします。本格稼動し始めたE-620を使って色々試しているのですが、この時はこの藤を使ってアートフィルターを試して見ました。普段RAWでは撮影しませんので、比較は手持ちで何度かシャッターを切って行いますのでずれがあるのはご容赦下さい。1枚目は普通に撮影したもの。2枚目は、普段夕焼けの撮影でよくやっている、彩度を思いっきり上げてコントラストも少し上げたものです。普通の被写体でこうした処理をすると、かなり極端な形になります。ところが、3枚目をご覧ください。これはアートフィルターの「ポップアート」を使って撮影したものです。これ自体は「おお、さすがはポップアートだ。面白い」と思ったのですが、上の彩度とコントラストを調整したものと比べると、まだ彩度が少し足りないかもしれませんが、ほとんど同じに見えてしまいます。これだと、ポップアートでわざわざ撮影しなくても…と思ってしまいます。同じアートフィルターでもファンタジックフォーカスなどはそれなりの処理が必要になるようなのですが、種類によってはレタッチで簡単に実現できるのかもしれません。ただ、実際には撮影時にその処理を選択できるわけで、撮影に対する姿勢は少し違ってくるのもまた事実です。E-620の使い勝手も含めて、まだまだ奥深いカメラだと思います。
上,中:OLYMPUS E-620 ZD50-200mmF2.8-3.5SWD(117mm F3.3 1/200sec ISO 500)
下 :OLYMPUS E-620 ZD50-200mmF2.8-3.5SWD(117mm F3.3 1/200sec ISO 640)
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