シュロの葉に さえぎられても 光る雲


 今回の部分日食は、普通のカメラでも望遠側にして露出を合わせればそれなりの太陽の形が写ってしまうというかなり特殊な条件だったこともあり、風景撮影用&投影太陽撮影用に持って行ったE-3で直接太陽を写しこむことができました。ただ、単純に空と雲の間の太陽を写しても面白くないと思い、最後のほうになってふと、木をバックに写してみたくなりました。写真はそばにあったシュロの木のを手前に入れて、空に浮かぶ部分日食の太陽を撮影したものです。マイナス補正はしてありますが、ほとんどそのまま撮影できてしまっているのには驚きました。日食は何度か観察したことがありますが、今回のように肉眼で形が見える、というのは初めての経験です。時期的には梅雨明けして暑い日が続くはずなのですが、今年はまだ梅雨明けできずじまいで、もうしばらくどんよりした天気が続きそうです。
OLYMPUS E-3 ZD12-60mmF2.8-4.0(60mm F5.6 1/4000sec ISO 100)

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