実家の庭のはじっこ、田んぼに接する部分に写真の白い花が咲いていました。花の名前はわからないのですが、道端の花壇にも咲いているのを見たことがあるので、さほど珍しいものではないと思います。その花に蝶というか蛾というか、セセリチョウの仲間でしょうか。止まっていたのでカメラを向けてみました。このTZ7は望遠にはめっぽう強いのですが、接写をしようとすると少し工夫が必要になります。広角端であればさほど考えることなく接近できるのですが、25mm相当という広角レンズは接写に使うには注意が必要になります。かといって望遠側で接写をしようとすると、ピントの合う範囲がかなり限られてしまうので注意が必要になります。このときは花との距離が十分にあったのでさほどピントに迷うことがなかったのですが、被写体が比較的大きく、固まっていたのも幸いしているようです。枝のような中抜けしてしまうものだと、コンパクトカメラよろしく思ったところにピントが来てくれませんので、こうしたシチュエーションだとチャンスを逃してしまうこともしばしば…。ただ、こうして背景までの距離があってピントがちゃんと来れば、望遠が強力であることも手伝って背景がぼけて被写体だけがしっかり見えてくれます。このときの背景は稲刈りまでまだ間がありそうな稲穂の田。まだ緑が濃いので秋色というわけにはいきませんが、いい感じになってくれました。
Panasonic DMC-TZ7 VARIO-ELMAR 4.1-49.2mmF3.3-4.9(49.2mm F4.9 1/200sec ISO 80)
このTZ7、望遠接写をするときに助かるのは、ピントが合わなかった場合にピントの合う距離の範囲をズームに応じてちゃんと変化させて表示してくれるところでしょうか。ズーム倍率を上げてしまうと2m以上でなければピントが合わないのであまりおいしくないのですが、ズーム倍率が2倍ぐらいまでであれば、数十センチの所でピントがあうし、その制限距離を教えてくれるのでまだ救いようがあります。コンパクトカメラと一眼レフという差はありますが、OLYMPUSのE-SYSTEM梅レンズにも見習ってほしいところですね。
ブログの更新がどこまでできるかがんばっているのですが、できるところまで(ネタがあるうち)はがんばってみようと画策中です。リミットは近いのですが(^_^;)
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