水音に 色づく木の葉と 迷う足


 おまたせしました(って、誰も待っていないとは思いますが…)観音滝そのものです。この滝は大きな池に落ちる形であり、滝に向かって色々眺めが楽しめる木の歩道が整備されているので、色んなアングルから楽しむことができて、そこそこの数を撮影してしまいました。そんな中でも、やはり紅葉と同時に移しこめるポイントは少ないようで、この写真はそんな中の一つかと思います。レイアウト的にはいいのですが、実は紅葉には少し早く、更に葉も結構傷んでいたので染まり方はいまひとつで、くすんだ色でした。そこで、レタッチよろしく彩度を思い切って、相当強引に上げてあります。これで葉の色がずいぶんと出てきて、それっぽい写真になりました。これには自分でもびっくり。緑の出方を見てもらえば彩度の上げ方が分かると思うけど、風景写真なら、これはこれで「あり」なのかもしれませんね。ただ、この写真を見て、実物を見たら「ウソツキ!」となるとは思いますが(^_^;)。もし人が写っていればとても見ちゃいられない顔色になっているはずなんですよね。
OLYMPUS E-620 ZD14-54mmF2.8-3.5(43mm F9.0 1/13sec ISO 200)

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