重文の 重さを語る 木目かな


 再び熊本城、宇土櫓です。古臭い(失礼!)廊下を過ぎると、これまた古臭さ、というか貫禄満点の階段が姿を現しました。この階段が建築当初からのものかどうかは分からないのですが、中央部の上り下りを隔てる木はとにかく、階段の踏み台や左右の手すりは本当に幾星霜も潜り抜けてきたような重厚な木目を湛えていました。床や柱なども撮影していたけど、この階段の手すりが特にお気に入りの一枚です。撮影していいものかどうか少し悩んで、あわてて撮影したこともあって多少ぶれていますし、傾いてもいるのですが、なぜか、この木目がうまいぐあいに撮影できた1枚が目に留まりました。中央の新しく見える木は残念ですが、貫禄のある木目、です。
Panasonic DMC-TZ7 VARIO-ELMAR 4.1-49.2mmF3.3-4.9(4.1mm F3.3 1/4sec ISO 400)

関連記事

コメント

非公開コメント

トラックバック