我が航路 行く先光と 雲が差し


 フェリーに乗って愛媛に渡る途中、しばらくは運転疲れで寝ていたのですが、ずっと寝ていられるわけも無く、少し潮風に当たってみようと外に出たときに撮影したものです。丁度他の船とすれ違った後で、その船が次第に遠くなっていくところと、海面に反射する太陽の光、そして雲間から覗く太陽。特にどうということは無い風景なのかもしれませんが、そこに船が一艘走っているだけで、なーんか絵になってしまいそうで、あわててカメラを取り出しました。実際にはもっと船が近いところで撮影したかったのですが、TZ7の使いにくい部分がここで出てしまい、ほんの少しタイミングを逃してしまいました。やはり「再生」ボタンは論理スイッチで、電源入れた直後は有無を言わせず撮影モードになるのがいいですね。このスライドスイッチ式の再生/撮影ボタンは、こうしたときに「あれ?」となってしまい、少し困ります。今回は更にモードダイヤルがずれている状態で、ちょっとイライラしてしまいました。こうしたちょっとしたポイントがよければ、このTZ7、かなり便利なんですけどねぇ。
 写真は差し込む光芒を強調したくて、かなりコントラストを上げています。本当はもう少し抑えたほうが船ももう少し見やすくなるのでいいのかもしれません。可能であれば、海の部分と空の部分を個別にマスクし、レタッチするのがいいのでしょうね。
Panasonic DMC-TZ7 VARIO-ELMAR 4.1-49.2mmF3.3-4.9(45mm F6.3 1/1600sec ISO 125)

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