芝の上 白い衣に 伸びる影


 雪の朝訪れた公園は、サッカーグランドが整備されているので、芝生の広いグランドがあります。そこは一面真っ白になっているのですが、その真っ白な芝生の上に朝日に照らされた桜の木の影が落ちていました。長く伸びた影は白い雪に映えて、なんともいえない不思議な空間を出していました。グランドではゲートボール大会が行われているようで多くの人の声がしているのですが、この一角だけは、音が遮断されたような、静かな空間になっているように感じました。冷たい空も青空が広がり、後は電線さえなければ自分としては完璧な空間になっていたかもしれません。本当は桜の並木はもう少しあるのですが、手前の右側に排水溝の四角い蓋があり、ぶちこわしになってしまうのでそれが画面から切れる位置まで前に出ています。見切ったつもりだったのですが、ほんの少しだけ画面の右下に残ってしまいました。やっぱりE-3の100%ファインダーが欲しくなります。写真は影を強調するためにコントラストを結構上げてあります。それでも青空がしっかり残ってくれたのはラッキーでした。
OLYMPUS E-620 ZD14-54mmF2.8-3.5(14mm F5.6 1/1000sec ISO 200)

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