里へ渡る 先を導く 霧と船


 年末帰省するのに、前回と同じ朝の船便を使いました。違うのは、朝の同じ時間帯でも、日が昇るのが少し遅くなっているので、海の感じが変わっていました。カモメが飛んでいたので出航前の船のデッキに出て撮影してたのですが、ふと沖を見ると、朝で寒いということもありますが、海からは湯気が上がっていました。その中を一隻の漁船が船出していきます。湯気立ち上る海には灯台が一つ、そしてその向こうには少し高めの山を持つ島が一つ。なんともいえない、白黒の絵になりそうな風景が広がっていました。あわててカメラをそちらに向けて撮影したのですが、正直なところ船の位置はすでに時遅かりし、という状態でした。それでも、この一枚が撮影できただけでも、ラッキーだったかもしれません。今年撮影できた中でも、指折りの1枚になったかな、と思っています。一眼レフカメラだと、船に乗るときに車から持って降りるのに躊躇するのですが、コンパクトカメラなら気軽に身につけておけるので、この写真が撮影できたのもコンパクトカメラならでは、ということですし、ズームとしては176mm相当までズームしていますので、これだけの望遠撮影ができたのはTZ7ならでは、ということもあります。画質的にはまだまだという所はありますが、このズームは来年も当面手放せない一台になることでしょう。
Panasonic DMC-TZ7 VARIO-ELMAR 4.1-49.2mmF3.3-4.9(24。1mm F4.5 1/200sec ISO 80)

 今年も残すところあとわずか、ということになりました。このブログもわれながらよく続けているなという状態ですが、みんなに見てもらう、というよりは生存確認と自己満足&反省の場としているのが正直な所です。ま、今のままで特に大きな不満も無いので、部ログに関しては今のペースでぼちぼち続けられたらな、と思っています。
 カメラに関しては、自分は写真が趣味ではなくてカメラが趣味なので、今後も色々検討(購入)していきたいとは思うのですが、なかなか思ったとおりに買えないというのも正直な所です。実は年末にZD25mmF2.8を導入してしまったのですが、これはこれでまたイイ感じです。一眼レフカメラを初めて買った高校の頃から3年間ぐらいは、50mmF1.4一本ですごしたこともあるので、この50mm相当という画角は親しみやすいというのもあるでしょう。ま、いずれにしても来年はボディを色々買う、というよりは、レンズをどうしようかと色々悩むことになりそうな気もします。松レンズを買ってみたいというのもありますし、もしかしたら100mmマクロが出てくるかも、という期待もあります。ただ、E-3の後継機種、もしくは同等の技術後継機種が出てくれば、また買いたい病が出るのは間違いないでしょう。
 どちらにしても、今年一年間ありがとうございました。来年もまた、よろしくお願いいたします。

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