ぬくもりも まぶしさ感じて 頭(こうべ)たれ


 春を探して50mmマクロとEC-14を付けて公園内を散歩して見たときの一枚です。神社の片隅に苔むした部分があり、一部の苔はかなり背伸びしていた状態で、これなら、と思って探して見ると、やはりありました。にゅーんと伸びた…なんでしょう。胞子嚢でしょうか。苔の花とでもいうべきものでしょうか。小さくてかわいい春の使者のようなその姿を、なんとか足元の苔と一緒に写し取りたくて、ピントを選ぶために上がったり下がったりああしたりこうしたり…結局あまりうまくは撮影できなかったのですが、こうした試行錯誤がまた楽しかったりします。もう少し暖かくなれば、もっともっと色んな草木が芽吹いてくるでしょうから、また楽しい散歩道になりそうです。
OLYMPUS E-620 ZD 50mmF2.0+EC-14(F4.0 1/50sec ISO 500)

 PMAがらみで、OLYMPUS関係も色々噂?が出ていますね。イギリスの雑誌ではアメリカOLYMPUSの担当者が「2年以内にフォーサーズは全てEVFになる」とか言うコメントをすっぱ抜いて?いますが、今度は公式にそれを否定するコメントも出ているようです。フォーサーズ関連の情報板ではこのへんの話題でもちきりですが、こうした話題がまことしやかに流れること自体、OLYMPUSの姿勢がユーザーに伝わってきていないことの現われではないか、と思います。なにせこの1年、マイクロフォーサーズのボディは予定も含めて3台出るのですが、マイクロフォーサーズ専用レンズは現行2本(!)後は予定が2本程度と、システムとしては貧弱そのものです。アダプタを使えばフォーサーズ用レンズも使えるのですが、そのフォーサーズ用は、ボディもレンズもこの1年間全く新製品が出ていない状態です。他社がDSLRボディやレンズを着実にラインナップしている現状から言えば、「あ、こりゃ、もうOLYMPUSもダメなのかな」と思われても仕方が無いでしょう。
 そんな中での「光学ファインダーはなくなるかも」噂。コレが本当なら、私の場合は「やっぱりCanonに戻ろうかな」と思ってしまいました。E-3であれば、防塵防滴や、手振れ補正は魅力的ではあるのですが、やはり使い勝手やレスポンス、ノイズ性能は、EOS30Dの方が良かった事も事実です。マウントを変更することは簡単ではないし、すぐできるわけではないのですが、今度のCP+前後で、有効なアナウンスが無ければ、OLYMPUSを見限る人も、「また」出てくるのかもしれません。自分がその一人にならないことを祈りつつ…

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